寸法の計り方(機械函)



ボール9号、11号使用した場合
※以下は、展開したものの、筋押しした筋の中心から(中心まで)になります。)
 天地
上製本の天地が、21.60の場合、函の天地は0.50の緩みをとって、
22.10になります。

 束
束は、緩みをとらないので、本が2.30ならば、函の束も2.30になります。
(※緩みは、筋の幅になっています。)

 小口
上製本の小口が、15.70の場合、函の小口は0.30の緩みをとって、
16.00になります。

 まとめ
9号、11号を使用した場合、本よりも函の方が、天地が0.5cm、小口が、0.3cm大きく、束幅は、本と変わらずに寸法をとります


天地を測っているところ。
 
 

束を測っているところ。
※束を測る時、背の丸みにそって巻尺で測るれる方がいいらっしゃいますが、
カバーと違いケースは、本の厚み(直線)になります。



 
 
小口を測っているところ。
 
 補足
・合紙ボール(9号2枚合わせ)の場合
天地・・・+0.70〜+0.80
束・・・そのまま
小口・・・束3cm位は、+0.40
カマボコ寸法・・・束幅+0.60〜0.70〜0.90
ビニールカバー掛け天地・・・天地+0.10〜0.20