別にボール紙は、紙屋さんから買うので、それほど、安いわけではありません。
何故か?というと、函屋は、印刷の面付けにあったボール紙を在庫として 持っていたり、ボール紙を製紙メーカーに別判としてつくってもらっているから、 屑の部分がほとんど無いのです。
屑の部分も元は、キロいくらで買っているわけですから、もったいないですね、 捨てるのは・・・
屑は、昔は、宝物、ある製本屋さんは、 「昔は、従業員の給料は、すべて屑を売ったお金で、まかなえて、 出版社さんから貰ったお金は、貯金できた。」なんて言っていました。 (函の屑と違って本文用紙は、高かったらしい・・・函屋はちがいますよ・・・。)
今は、大変・・・。キロ30〜40円で産業廃棄物としてもってってもらわないと
いけないのです。 へたをすると、L判で、3分の1も屑になった日には、ボール代と屑代で、
震えあがってしまいます・・・。
とりあえず、御自分で見積ってから、函屋さんにも材料の見積りを出させましょう。